【楽農工房に関する最新ニュース3】

 

 2008年度3月開催の日本農芸化学会において、バイオ燃料でも注目されているトウモロコシに対する「楽農のたね」の効果に関する発表を行いました。

 

発表者     京葉プラントエンジニアリング(株) 井藤俊行

共同研究先  京葉ガス(株) 千葉大学園芸学部、日環科学(株)、三六九、星農園

日時     平成20年3月28日(金)

会場     名城大学

 

〈報告内容〉

 トウモロコシは、食用のみならずバイオエタノールや生分解性プラスチックの原料などにも利用される多用途な作物であり、生産性の向上は重要な課題となっています。そこでわれわれは、「楽農美人」に含有される好熱菌溶液が、トウモロコシの生育にどのような影響を与えるのかを調査いたしました。その結果、

   1.育苗期の根量が増加
   2.収穫されたトウモロコシの( 乾物 )重量が13%上昇
   3.乳酸※含有濃度が50%上昇
           ( ※…生分解性プラスチックの原料 )

であることがわかり、「楽農美人」でトウモロコシの生産性が向上することが示唆されました。

 


【楽農工房に関する最新ニュース2】

 

 2008年度3月開催の日本畜産学会第109回大会において、「高温発酵飼料による畜産場のアンモニア発生の軽減効果」について発表を行いました。

 

発表者     京葉プラントエンジニアリング(株) 宇田川元章

共同研究先  日環科学(株)、千葉大学〈園芸学部准教授・児玉浩明〉

日時     平成20年3月27日(木)1330〜

会場     常磐大学(茨城大学)

 

〈報告内容〉

 動物糞由来の揮発性アンモニアは、主に飼料中のタンパク質の分解産物である。一方、畜産場におけるアンモニアの発生は近隣住民の苦情の対象の一つであり、畜舎内の動物のストレスの原因でもある。そこで、本研究ではタンパク質を分解する耐熱性酵素に富む高温発酵飼料を養豚場の飲水に添加し、豚糞由来のアンモニアの発生量の軽減効果を検討した。

 糞便中の菌相解析とアンモニア濃度の測定結果に基づいて、高温発酵飼料が豚の腸内細菌相を変化させ、消化促進による臭気軽減に寄与することが示された。さらに、当該農場では、成績向上が認められたため、臭気による豚のストレス回避の効果が期待された。

 


【楽農工房に関する最新ニュース1】

 

 2008年度3月開催の日本畜産学会第109回大会において、「高温発酵飼料が仔豚の腸内の細菌相と有機酸濃度に与える影響」について報告致しました。

 

発表者    日環科学葛{本社長(医学博士)

共同研究先 京葉プラントエンジニアリング(株)、京葉ガス(株)

       千葉大学〈園芸学部准教授・児玉浩明〉

日時     平成20年3月27日(木)11:00〜

会場     常磐大学(茨城大学)

 

〈報告内容〉

 近年、動物の飼料の栄養吸収効率に腸内の細菌相や有機酸濃度の関与が指摘されている。本研究では、未利用海産資源を60−80度下で高温発酵処理した飼料が、豚の腸内の微生物相と有機酸代謝に与える影響を評価することを目的とした。発酵飼料は飲水配管中に添加するシステムによって、畜舎全体に水量あたり0.4の濃度で投与された。当該システムを6ヶ月以上継続使用した後、仔豚(2ヶ月齢)の新鮮便に含有する全DNAに対するuniversal primerを用いて遺伝子を増幅した後、PCR-DGGE法により糞便中の細菌相をバンド状に可視した。発酵飼料添加群では未添加群に比べてバンドの一致率が有意に高かった。次に、糞中の有機酸濃度を解析した結果、発酵飼料添加群では、乳酸濃度が有意に減少し、全有機酸当たりの酢酸濃度比が高くなる傾向があった。このような条件下で、飼料要求率は3.3から3.1に改善した。さらに当該システムを導入した他の3つの畜舎でも同様の傾向が認められた。

 以上の結果から肥育豚出荷までの栄養摂取効率と生後2ヶ月齢の仔豚の腸内細菌相、並びに有機酸代謝との間に関連性があることが示唆された。

 

ページ先頭へホーム
Copyright (C) 2004-2005 Keiyo Plant Engineering Co., LTD.
All rights reserved.